プロ野球(クライマックスシリーズ)

日本のプロ野球について考える。元々、導入当初からクライマックスシリーズには反対じゃったけど、贔屓のチームがぶっちぎりで優勝したのに、日本シリーズに出られないことになると何とやるせないことか。
もちろん負けたチームが悪いんじゃけど、一方で尚更シーズンって何の意味があるの?って感じになってしまった。


クライマックスシリーズ容認派の意見はシーズン終盤まで消化試合が少なくなって良い、という意見があるみたいじゃけど、本来はこれを三位争いじゃなくて優勝争いでできるようになるのが野球の本質なはず。
今のままでは首位といくらゲーム差が開こうが、三位になればいいという戦い方に切り替えられる。興行的には盛り上がっているので、今更クライマックスシリーズをやめることにはならないと思うので、せめてルールや日程を見直してほしいと思う。


まずはなるべくゲーム差が開かないようにするために、ゲーム差に応じて何らかのペナルティを設けてみてはどうかと思う。
例えばゲーム差×0.5人選手登録人数orベンチ入り人数を減らすとかどうだろう。10ゲーム差がつけば首位チームより登録orベンチ入り選手5人減らさないといけないとすれば、首位チームが独走していてもゲーム差を詰めようとするんじゃないかな。首位チームも最後まで手を抜かなければクライマックスも有利に戦えるし、これならシーズンの意味も出てくるんじゃないかな。これならシーズン終盤だけじゃなく、今よりも序盤から盛り上がるんじゃないかな。
あとは得失点差にも何らかのペナルティを設ければ、シーズンの試合内容ももっと充実すると思うんじゃけどなぁ。負けてもいいやという試合がもっと減るはずなんで。


上位争いに絡めないチームにも何らかのペナルティを与えるべきじゃと思う。五位か最下位ならドラフトのウェーバーのことを考えて負けてもいいと少なからず思うんじゃないかな。(あってはいけないことじゃけど…)サッカー等のように下部リーグ戦との入れ替えがあればこういう怠慢を防ぐことはできるけど、今のプロ野球界ではこれはちょっと厳しいし。これをうまく考えれば全チームが最後の最後まで消化試合なく戦えるんじゃけどなぁ。まぁ、この対策案が分かってればもっと早くやってるじゃろうしなぁ。下位チームの対策についてはまた次に考えよう。


次にクライマックスシリーズの日程について考える。本当は大リーグみたいにシーズンは9月できっちり終わって、10月から全チームのポストシーズンが始まるってのが一番良いんじゃけど、球団が球場を保有していなかったり、ゆとりある日程を好む日本では難しいじゃろうなぁ。昔みたいにダブルヘッダーでもすれば全然できると思うんじゃけどな。

逆に試合数は今より多くすればいいと思う。しかも上位三チーム総当たりにすればいいんじゃないだろうか?各チームと6試合ずつ戦う12試合制くらいにすればいいんじゃないかな?今まで通り上位チームがホームで試合をできるアドバンテージはあったほうが良いじゃろう。
日程は、首位対三位(3試合)→二位対三位(3試合)→首位対三位(3試合)→二位対三位(3試合)→首位対二位(6試合)とかね。一応三位がずっと移動と連戦で条件的には厳しくなるというルール。


試合数が増えると選手には負担になるけど、これならレギュラーシーズンの意味があるクライマックスシリーズになるんじゃないかな。NPBには是非ともご検討いただきたい。